近年インターネットショッピングの需要増加により、物流倉庫が増えています。
そしてそれに伴い倉庫でアルバイトする大学生も増えています。
なぜ増えているのかというと、実は大学生にとって非常にメリットのある職場だからです。
- 大学生に倉庫バイトがおすすめな理由(メリット)
- 倉庫バイトの1日の流れ
- 働く時の服装と注意点
大学生に倉庫アルバイトがおすすめな理由
おすすめ理由1 シフトの融通が利く
倉庫バイトはあらゆる業種と比べてもシフトの融通が利きます。なぜでしょうか?
倉庫業には物流の波というものが存在します。倉庫に入庫される貨物量の増減の事です。
なので倉庫業は常に固定の人員数で決まったメンバーで業務をこなしていくというものではありません。物流が多い時は人を多く募集し、少ない時は反対に少なくというように、求人募集も物量に合わせて行われます。
その為、スタッフに対しても都合のいい時に来てくれれば大丈夫という現場が非常に多いです。飲食店や小売、サービス業などではこのようには絶対になりません。義務として週何日以上出勤しなければならないというルールが必ずあるはずです。
自分の入りたい時にだけ現場に入れる、これが大学生にとって最大のメリットになります。
今日は何時から何時までなら大丈夫というような時間単位での融通が利く現場も非常に多いです。
おすすめ理由2 作業内容が分かりやすい
倉庫バイトは非常に作業内容が分かりやすいものが多いです。例えば、
- 商品を段ボールから出して検品し、再び梱包してパレットに積んでいく
- トラックから荷物を出し、パレットに積んでいく。
- 商品をカートに集め、既定の位置に持って行く
など、同じ作業を延々と繰り返すだけの場合が多いです。これも最初に覚える事が大量にある飲食店や小売などに比べて大きな違いと言えます。この覚える事がほぼ無いというのは非常に大きなメリットで、メリット1のシフトの融通が利くという点に繋がります。覚える事が少ないのでたまにシフトに入った場合でも、誰でも作業を問題なくこなす事ができます。
おすすめ理由3 作業終了次第、給料保証で帰宅できる場合がある
作業内容によっては作業が終了した時点で「帰って大丈夫だよ」と言われる場合があります。これも倉庫業の特徴で、やるべき事というのが決まっているのでそれが終了した場合、する事が無くなってしまう訳です。そして給料は〇時間分は保証という場合が多いです。これに関しては求人情報のページに記載がある場合がほとんどですので確認しましょう。
どんな作業だと早上がりできるの?
倉庫でのアルバイトといっても、全て終わり次第帰れるわけではありません。例としては以下のような作業です。
- トラック、海上コンテナからの荷下ろし作業
- ピッキング作業
トラック、海上コンテナからの荷下ろし作業は終わりじまいという現場が非常に多いです。引っ越しのアルバイトによく似ています。終わり次第帰宅可能です。ピッキング作業は現場によります。ただ、こちらは給料保証という現場は少ない印象です。終わった時間での時給という場合が多いです。こちらも良く求人内容を確認して下さい。
おすすめ理由4 体力を使う場合が多いので大学生は非常に喜ばれる
倉庫バイトは軽作業といっても体力を使うものが非常に多いです。先に例を挙げたトラックからの荷下ろし作業やピッキング作業などは体力を使います。
なので初見の場合でも体力のある大学生ならほぼ全ての現場で歓迎されます。
おすすめ理由5 環境の良い現場が非常に増えている
最初に述べましたが、近年は倉庫が非常に増えています。倉庫というとどこか古く、利便性にも欠けている職場というイメージの方もいるかと思いますが、この最新の倉庫は、既存の倉庫と比べて環境が良いです。非常に清潔感があり、稀にカフェスペースがある物流センターも存在します。友達と一緒に働く場合、休憩時間にこのカフェスペースでゆっくりするというような働き方をする大学生が非常に増えているのです。
初めての倉庫バイトの1日の流れ
ここからスポットで倉庫バイトをする場合の流れを説明します。
例 海上コンテナからの荷下ろし作業
海上コンテナからの荷下ろし作業を例として挙げます。海上コンテナとは?
求人内容(8:00~10:30 荷下ろし作業)
AM7:50 現場に集合
倉庫バイトは開始時間の10分前集合や15分前集合という現場が多いです。初見の場合は倉庫の場所や集合場所が分からない場合があるので時間に余裕をもって現場に向かいましょう。
AM8:00 海上コンテナ前に集合
実際に作業を行う海上コンテナに集まります。これも初見の場合は案内の人と一緒に向かう場合が多いです。この段階で作業の大まかな流れを説明されます。
AM8:05 荷下ろし作業開始
荷下ろしの作業が開始します。あとは同じ作業の繰り返しとなります。海上コンテナの中に入っている荷物をパレットに移し替え、そのパレットをフォークリフトが引き、そしてまた積んでいくという流れです。
AM9:30 作業終了、帰宅
海上コンテナは1本につきおよそ2時間程度の作業時間が目安です。しかし、多くの場合2時間掛からず1時間30分もしくは早いものだと1時間前後で終了してしまう場合もあります。こういった場合でも既に説明したように給料保証で帰宅可能なケースが多いです。この場合だと、1時間30分で終わってしまっても、当初の予定通り、2時間30分の時給がもらえます。
これは一例ですが、こういった現場が倉庫業には非常に多いです。時間が貴重な大学生にとってはとてもメリットが大きい現場と言えます。
倉庫バイトで気をつける事
出勤時間には気を付ける
基本ですが、出勤時間には気を付けましょう。特に最初に倉庫に向かう場合、倉庫の入り口が分からなかったり、そもそも同じような倉庫がたくさんありどれが現場なのか分からないなどのケースはよくあります。なので当日は必ず時間に余裕をもって家を出る事、前日までにグーグルのストリートビューで現場の位置を頭に入れておく事が非常に重要です。
あいさつ
これも基本となりますが、担当の方にあったら当然挨拶をし、倉庫内の他に作業をしている人を見かけたらこのタイミングでも挨拶をしましょう。挨拶のできる人は非常に良い印象を持たれます。
倉庫でアルバイトする時の服装と注意点
服装についてですが、以下の点に気をつけましょう。
無地のTシャツかポロシャツ
シャツは無地の物が理想です。模様があるシャツを着て作業している人も居なくはありませんが、稀です。色は紺色・グレー・白・黒などが一番多いです。黄色や赤はあまりおすすめできません。
安全靴
安全靴は必須の場合が多いです。もし倉庫バイトをするのであれば、安全靴は一足買いましょう。作業服店などで2000円-3000円からでも売っています。
軍手(作業手袋)
これも持っていないのであれば安全靴と一緒に購入しましょう。おすすめなのは「グリップ」と呼ばれるショーワグローブから販売されている手袋です。ラバー部分が緑で手の甲がイエローの手袋です。これを愛用している人は多いです。性能も素晴らしく、非常におすすめできます。
まとめ
以上が大学生におすすめの倉庫バイトについてでした。色々な現場があるので、今回の記事でご紹介したメリットや注意点を頭に入れながら、楽しみながら探してみてはいかがでしょうか?