代表的な力仕事バイトを比較解説！【ピッキング・引っ越し・荷揚げ・荷下ろし】

今回は力仕事アルバイトの代表格である、

ピッキング、引っ越し、荷揚げ、荷下ろしについて比較解説します。

それぞれの違いとメリットデメリット、どういう人におすすめか解説していきます。

代表的力仕事の比較表

力仕事について

今回の記事では単なる肉体労働ではなく、更に力を使わなければならない仕事である事を力仕事の定義とします。

力仕事バイトのメリット

高時給

他の肉体労働系のアルバイトよりも高時給である事が多いです。力を使わなければならないので、その分疲労も蓄積します。それが考慮されるので時給が高い事が多いです。

筋トレ・体力がつく・ダイエットになる

力仕事系の仕事は仕事でありながら筋トレにもなるというメリットがあります。また、明らかに肥満体型だった人が力仕事系の仕事を続けている内に体型が変わるほど痩せたりします。力仕事はお金を貰いながらジムに行っているような利点を得られます。

【ピッキング】

概要

• 女性スタッフも多く活躍している
• コミュニケーション力も必要
• 効率よく仕事をする事が求められるので、考える力も必要
• 完全に時給(扱う荷物の重量によっては高時給)

仕事内容

指定された荷物をピックして(集める)、所定の場所へ集めていきます。この際ハンディターミナルを使うのが一般的です。他の力仕事と比較して、唯一女性も多く活躍しています。

難易度

ピッキングは他の力仕事系のバイトに比べて難易度が低いです。難易度の高さは取り扱っている商品の重さや、種類数によります。家具や飲料系などの重い物を扱っている倉庫だと重労働となります。

他の力仕事と比べて単に力を使うだけでなく、要領良く仕事をする事が求められます。

Aを取ってからBを取ってCを取る

→『それよりもA・C・Bの方が効率が良い！』

このようにルート選択を考えて仕事をしなければなりません。

またピッキングでは各商品の場所を覚える事が必須です。それ故に記憶力も必要です。

ほかのアルバイトの人に場所ややり方を聞かれる事が多いので、コミュニケーション力も他の力仕事よりも必要です。

ピッキングバイトはこんな人におすすめ！

ピッキングのアルバイトは、このような人におすすめです。

• 身体だけでは無く、考えながら仕事をするのが好きな人
• 人に教えるのが好きな人

ピッキングは単純に黙々とするだけではなく、効率の良いやり方を常に考えながらやるため、ゲームを攻略しているような感覚を得られます。パズルなどゲーム好きの人にも向いています。

【引っ越し】

概要

• お客さん対応もあるのでコミュニケーション力必須(接客スキル)
• 扱う荷物はお客さんの物なので、落下などのミスは絶対にできないの(緊張感がある)
• 運搬作業自体は、基本的に無理の無い重量や、協力して持つ事が多い。
• 女性はサポートに回る事が多い
• 時給制が多い(しかし、現場が早く終われば時間分の保証をしてもらえる事が多い)

仕事内容

事業所に集合して、チームで引っ越しの現場に行き、リーダーの指示のもと引っ越し作業をします。エレベーターは使える場所と使えない場所があるので、階段での運搬の場合はかなりの体力が必要になります。

１つの現場が終了したら再び同じチームで別の現場に行きます。１日２から３現場ほど回る事が多いです。

難易度

運搬作業は女性にはかなり辛いです。階段での運搬作業の場合は、肉体労働に慣れていない人であればほぼ全ての人が大変と感じるでしょう。初日は脚の筋肉や腕の筋肉の疲労を相当感じるはずです。しかし、扱う荷物はお客さんの物であるので、初日は無理の無い重量で持たせてくれます。

お客さんの対応は接客業と同じです。この点が単なる力仕事では無いポイントです。

引っ越しバイトはこんな人におすすめ！

引っ越しのアルバイトはこのような人におすすめです。

• お客さんの喜ぶ姿が見たい人(接客業も好きな人)
• チームプレーが得意な人

終了時にはお客さんからお礼を言われるので非常に達成感のある仕事です。お礼の品(ジュースその他)を貰えたりします。接客業も好きだし、身体を使う事も大好きという人には非常におすすめです。

【荷揚げ】

概要

• 相当人を選ぶハードな力仕事
• １日２万円以上稼げたりもする
• 引っ越しと比べて黙々と作業する事が多い
• 女性はいない
• 時給では無く、１現場いくらという扱いが多い

仕事内容

トラックに積まれている建設資材(石こうボード等)を指定の場所に運びます。一番多いのが石こうボードで、１枚１０キロ以上あるものを複数枚まとめて運搬します。(合計４０キロ以上等)

一般に広く募集されている力仕事系のアルバイトの中では最もハードで人を選ぶ仕事です。

１現場が終了したら次の現場へ移動します。この点は引っ越しと同様ですが、引っ越しと違い、電車移動である事が多いです。

難易度

数十キロの荷物を延々と階段を使って運ばなければなりません。扱う荷物の重量は明らかに引っ越し以上です。引っ越しと比べて黙々作業の為、作業中休む暇がありません。所定の場所へ資材を運んだら再びトラックに戻り、すぐさま資材を繰り返し運びます。

開始して１時間しない内に新人が居なくなるという事は頻繁にあります。そのくらいハードな仕事です。

荷揚げバイトはこんな人におすすめ！

• とにかく１日多く稼ぎたい人
• 筋トレなど体を使う事が大好きな人
• とにかく根性がある人

荷揚げバイトはそのハードさから相当人を選びます。なので体力にかなりの自信がある人などにはおすすめです。肉体労働系のアルバイトの中では一番稼げます。

【デバンニング・トラックからの荷下ろし】

概要

• 黙々作業で荷物を下して積んでいく
• 引っ越し、荷揚げと比べてスピード・持久走的な体力が求められる仕事
• チームプレーも必要
• 重量は完全に倉庫による(２０キロから５０キロを扱う現場や、その反対に５キロくらいの物しかない現場など)
• 女性はほぼいない
• 完全時給制と１本いくらの２パターンがある
• ピッキングや引っ越しよりも高時給の事が多い

仕事内容

→デバンニングのアルバイトの内容

海上コンテナやトラックに積まれている荷物を下し、パレットやカートに積んでいきます。トラックからの荷下ろしもデバンニング(海上コンテナからの荷下ろし)もやる事は同じですが、海上コンテナからの荷下ろしの方が大変です。(扱う荷物の重量や数量が多い為)

扱う荷物の内容は倉庫によって様々です。重い物や軽い物、細かくて大量にある物など。

引っ越し・荷揚げと違うのは、身体を小刻みに速く動かすようなスピードを求められる点です。

難易度

荷下ろしバイトの難易度は完全に倉庫(扱う荷物の種類)によると言えます。２０～３０キロ以上ある荷物しかない現場などもあります。そういう現場は肉体労働の経験が無い人には厳しいです。逆に、アパレル系など軽い荷物しかない現場は初めての肉体労働であったとしても大丈夫な場合が多いです。つまり、どういう現場か応募の段階で確認すれば安心できます。

荷下ろしバイトはこんな人におすすめ！

荷下ろしは１本のコンテナやトラックを終了すれば終わりとなります。終われば給料保証で帰れる事が多いので連帯意識が強くなります。

そういったチームで何かをやり遂げる事が好きな人にはおすすめです。

荷揚げほど難易度は高くありません。しかし、ピッキングや引っ越しよりは稼げる事が多いです。

まとめ

以上が代表的な力仕事の比較解説となります。それぞれに共通する事は仕事を終えた後の達成感が非常にあるという事です。ご自身にあったものを選択して是非挑戦してみてください。

→高時給アルバイトならデバンニングがおすすめな理由(時給換算４０００円？)