コンテナからの荷下ろしは女性でもできる?(デバンニング)

海上コンテナからの荷下ろしの仕事(デバンニング)は女性でも出来るのか?

今回はこの点について解説致します。

デバンニングは短時間で高時給のケースが多いので、女性の方でもやってみたいという方がいらっしゃると思います。

デバンニングについてよく分からないという方は以前の解説記事をご覧ください。

デバンニングとは?

デバンニングの現場で女性を見かけない理由

結論から申し上げると、コンテナからの荷下ろし現場ではほぼ女性を見かけません。大きな理由は次の通りです。

  • 重量物を運ばなければならない場合がある(20キロ以上)
  • 他の軽作業アルバイトよりも、速く動く事を要求される
  • 夏場などはコンテナ内は非常に高温になり、女性にはかなり過酷な環境

以上のような理由があるので女性で倉庫バイトを探しているのであればデバンニングよりもピッキングがおすすめです。

重量物を運ばなければならない

海上コンテナの中には海外から輸入された貨物が入っています。

これをパレットに積んで外に出していくのがデバンニングの仕事なのですが、その貨物内容は本当に様々です。

衣類のような軽い物から、その反対に家具・家電のような重量物まで倉庫によって取り扱い貨物が違います。これが高重量の貨物を扱う倉庫だった場合、女性には大変厳しい仕事と言わざるを得ません。

他の軽作業アルバイトよりも速く動く事を要求される

デバンニングは積まれている荷物を淡々とパレットに積んで行くというシンプルな作業です。1つのパレットを積み終わったら即座に次のパレットに積んでいきます。そのコンテナが終わるまで間を置くことなくずっと同じペースで作業をしなければなりません

この動くスピードを自分のペースで出来れば問題ないのですが、そういう訳にもいかない理由があります。

デバンニングは、パレットの右側に一人が積み、左側をもう一人が積むというのが普通です。つまり、もう一人のペースにある程度合わせないと、片側だけが積み終わって自分の方だけ積み終わっていないという状況になってしまいます。これを続けるとコンテナ自体の作業時間が大幅に伸びてしまいます。

みんな遅い人に合わせてゆっくり作業が出来ればいいのですが、デバンニングというのはそのコンテナ自体に時間制限というものがあるのが普通です。

コンテナを指定した時間までに終了しないと、コンテナを運んできた会社へ倉庫側が待機料金を支払わなければならないケースがあります(多くの場合2時間)。

そういった事情があるので、皆でゆっくり作業をするという訳にはいかないのです。

過酷な環境

夏場コンテナ内は猛烈な暑さとなり、女性にはかなり過酷です。扇風機やサーキュレーターがある倉庫はありますが、それでも補えないほどの暑さです。更に暑さだけでなく、コンテナ内はホコリなどの粉じんが舞っているような事がよくあります。これは女性だけでなく、呼吸器系が弱い人などにとっても非常に辛い環境です。

中に入っている荷物にカビが付着していたり、稀ですが虫がいたりする場合もあり、女性に敬遠される理由となっています。

夏場のコンテナは経験者でも敬遠されます。

では女性は完全にデバンニングの仕事ができないのか?

ではデバンニングの現場には完全に女性が居ないのかと言うとそうでもありません。珍しいですが荷下ろし作業をしている女性は確かにいます。次のような場合です。

  • 荷物が軽量物である(アパレル系など)
  • 1日に何本もコンテナ荷下ろしするような現場では無い

こういった現場ならごく稀にですが、女性がいたりします。

そして一番良くあるのが、

  • 荷下ろし作業では無く、ラップ巻き要員として

女性が活躍しているパターンです。

ただ、デバンニングの現場でラップ巻きの作業が必ずしもあるとは限りません。ラップ巻きはできるので応募したけど、その作業ポジションが無かったというケースだと大変です。

女性でデバンニングの仕事がしたいなら【必ず確認してください】

女性の方でデバンニングの仕事に応募しようとされているなら次のいずれかの方法で自分でも大丈夫かご確認ください。

方法1.応募先の会社に女性でも大丈夫か確認する

電話して女性でも大丈夫か確認するのが一番ベストです。しかし電話する時間はないというケースがあるかと思います。その場合は次の方法で判断してください。

方法2.求人内容を見て自分でもできるか判断する

求人の内容をみて取り扱い貨物が重量物でないか確認します。求人情報に平均貨物重量が記載されていれば簡単ですが、そうでなければ倉庫を自ら調べてどのような貨物を扱っているのか調べてください。倉庫がメーカー名である事もあります。メーカー名が分かればどんな荷物を扱っているか想像できるはずです。

例えば

  • アパレル系
  • 医療品関係

こういった倉庫であれば取り扱い貨物重量は軽めと判断できます。逆に

  • 原材料系
  • 家具・家電系

など明らかに重い物が多いと想像できる現場は避ける事を強くおすすめします。

補足:単発の仕事で荷降ろしの仕事をしようと考えていますか?

もしかして単発の仕事アプリで荷降ろしの仕事を探していますか?

その場合は口コミを見てどういった貨物を扱っていそうなのか確認してください。
極めて重い荷物を扱っている現場は必ず口コミのどこかに記載があるはずです。

単発仕事アプリを通して荷降ろしの現場に来る女性はたまにですがいます。そういった場合は現場の責任者も理解し、出来そうなポジションを割り当ててもらえる事が多いです。無理にでもコンテナ荷降ろしをさせられてしまうという事はほぼありません。上記で述べたようにラップ巻きをするポジション、もしくはゆっくりでいいから積んでくださいと言われるはずです。

最近の単発仕事アプリは企業側も口コミで評価される仕様のため、優良企業が多いです。口コミをしっかり見て悪い評価が無ければ女性でも働ける現場の可能性が高いのでご安心ください。

まとめ

もし出来そうならぜひ頑張ってみて下さい。応援しています。

当サイトでは初めてデバンニングアルバイトをする時の覚えておいた方が良いポイントをまとめてあります。

もっと詳しくデバンニングアルバイトについて知りたいという方はぜひ参考にしてください。

デバンニングのアルバイトの内容(作業内容・流れ・持ち物)

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